帰省前から二週間くらい鼻水が出ていたのですが、元気いっぱいだったので病院へは行かず様子を見ていました。
滋賀へ帰って2日目夜中、ケンケンと犬が泣いているのか?はたまたオットセイの鳴き声か?と思うような咳をしだして、不安になりながら朝を待ち病院へ行きました。
苦しそうではあるのに、あっちへ行ったりこっちへ行ったり遊びまわるやす。
本当にやんちゃ坊主です。
診断は『クループ症候群』
風邪のせいで声帯が腫れてしまって気道が狭くなっていたそうです。
吸入をして、ステロイドを内服し、徐々に軽快していったやすの咳。
しかーし、なんということでしょうか!
今度は熱発!!
初めての39度台を経験し、やすも珍しくぐったり。
食欲もなく本当に辛そうでした。
鼻水も止まらず、病院通い4日目には中耳炎にもなり、やすにとって初めての試練となりました。
熱もすっきり下がりきらず、当初の予定より2日延泊してもなお38度台の熱が出ていたのですが、Dr.と相談し、国内の移動だし思い切って帰るのもあり!とのアドバイスをいただいたので、広島へ旅行へ行っていた両親と同じ新幹線で東京へ戻ってまいりました。
自宅へ戻り安心したのか、それ以降風邪は良くなった様子で熱も出ていません。
ただ、以前にも増してお母さんっ子になり、「抱っこ〜抱っこ〜」と、ものすごいアピールが。。。(夫が抱くと大号泣)
抱っこできなかったり、ちょっと席を外すと、目から鼻からいろいろ出てきます。
これだけ自分を必要としてくれている息子に対し、「大変だなぁ〜」と感じる反面、「こんなに頼ってくれるだなんて、嬉しい!」という相反する思いもあります。(もしかしたら後者の方が優位かもしれません)
そして、風邪のせいかわかりませんが、めちゃくちゃ自我が芽生えてワガママ息子になってしまいました。
触ってほしくないものを取り上げるととにかく号泣!
みかんが食べたいけど、みかんが出てこないと号泣!
おやつもっとくれと号泣!
服を着たくないと号泣!などなど。
世の中のありとあらゆることに怒りをあらわにしております。
「やすっち、怒ってばっかりいるのってエネルギーいるから疲れるよね、お疲れ!」と、声をかけてやりたくなります。
今回初めての熱発でしたが、戸惑ったり焦ったりすることはありませんでした。
もちろん私が医療者だからというのも大きいですが、子育て経験豊富な義母がいてくれたので、精神的にも大変助けになりました。
グズグズのやすを連れての病院通いは、正直一人ではかなり大変だったと思います。
すべてをサポートしてくれて、温かくやすへも接してくれた夫の両親には感謝の気持ちで一杯です。
お父さんなんて「年末までいればいい!」だなんて言ってくださって、肩身の狭い思いをせず、やすへの看病に専念できました。
いつも思うのが、私もいつか姑になるんだなーってこと。
私の孫が熱が出てしまった時、私もこうやってしてもらったように出来るかな?
なんて、超先のことを心配してみたりするかあさんです。(そもそも、やすが結婚出来るかもわからないし、ゲイかもしれないのに!)